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たまには真剣に

昨日夕飯時にお母さんが普通に「ところがぎっちょん」を使ってた。
思わず吹いちゃったよ、どうしてくれる。

カナダにもアニメとか漫画とかが浸透しつつある今日このごろですが、
こっちの人でそういうものについて語れる友達はいないに等しいのです。
私の好きって度合いと彼らの好きってのが違う感じがしすぎる。
アニメ/漫画は彼らにとってやっぱり異文化、というか輸入品だからかしら。
好きな人は凄く好きすぎてもうアニメ漫画一筋で怖い。
私も好きだけど、当然ほかの物も好きであって。
日本人としては漫画は身近にあるものだったから結構軽いものなのに
カナダ人漫画好きの多くは一筋であまりにもオタクすぎる感じがする。
逆にそこまで好きじゃないけど漫画好きって人はアニメ/漫画を一つのカテゴリーにしていて、
当然そこにはステレオタイプとかがくっついてくるわけですよ、
主にあるのが目がでかい、性別がよくわからない、女の子がバインとしている、とか。
私だって所詮絵描き始めたってのは最初はセーラームーンの模写だったりするから
当然漫画っぽい絵になるわけです。
でも漫画って色んなジャンルや絵の描き方があるじゃないですか。
全ての漫画で目がでかいわけじゃないし、性別がわかりにくいわけじゃない。
だから私の絵を見てこっちの人は結構
「アニメっぽい」って言うんです。それは正しいっちゃ正しいんですけど
そのアニメっぽいっていう点以上見てくれなかったりするのが悲しい。

そもそも「アニメっぽい」という言葉の意味がよくわからないです。
もちろんカナダ、アメリカにも漫画文化があるわけです、
日本でいわゆる呼ばれているアメコミってやつですね。
友達の影響で最近はそっちもぶらぶらとチェックしたりするわけですけど、
やっぱり日本の漫画みたいに様々な描き方とかがあるわけです。
だから誰かの作品に「(アメリカの)漫画っぽい」と言っても、
当然どの作品に似ている?みたいな返答が帰ってくるのです。
だからアニメっぽいというひとくくりに私もされたくないとか、うんぬんかんぬん。
最初は見る側がただ単に色んな漫画とか知らないからそう言われるだけかな、
と思っていたのですけど、クラスメイトでそれなりに色んなアニメチェックされる人にも言われたりしたから違うみたい。
この間ヌードモデルでデッサンとっていた時、
顔はおまけ程度に描いて身体の部分を描いていた時隣に座っている
アニメとかもそれなりに知っている友達に「顔が超アニメ」と言われて
どこらへんが?と問いかけたら口がという返答が。
その時私が描いた口ってただの横戦に近い口だったのに言われた。
もうホントわけわかんない。

今年の5月に学校の友達と一緒に日本に旅行したのですけど、
彼女はベネズエラ人です。でも漫画とかをそういうステレオタイプと結びつけないから
なんでかなーと思ってそこんとこ掘り下げて聞いてみました。
ベネズエラでは勿論字幕だけれど日本のアニメを放映していたらしいです。
ハイジ、キャンディキャンディ、ドラゴンボール、セーラームーン等等を子供の頃
普通に他の子供番組と一緒に見ていたらしいです。
だから彼女にとってはアニメは輸入品という概念がなくて他のテレビ番組と同じ扱いができるみたい。
だから今でもアニメに限らず他の国からきたものでもあまり偏見をもたずに見れるみたい。
日本人以外で唯一アニメとか漫画の話ができる友人は彼女ぐらいだと思います。
後、こっちの人ってあまり「キャラ萌え」っていうのをしない気がします。
日本では漫画に限らず普通に俳優にはまっておっかけしたり、
某韓流スターを飛行場で出迎えたりとかが世間で行われるなか
北米ではあまりそういう現象は見ない気がする。
私は映画でも本でもなんでもキャラクター重視するもんだから
北米の人とはあまり熱くかたれない。
映画の話とかする時彼らが気になるのはアクションだとか、
CGのエフェクトのすごさ、とか。
勿論そういう点は私も気になりますけど、一番の見所はキャラクターの外見や性格、
あるシチュエーションの時にはどう行動するか、みたいな点。

ベネズエラ人がそういう人種なのかたまたま彼女だけがそうなのかはよくわかりませんが
ベネズエラ人の友達はそういうキャラ萌えみたいなのを凄くわかっている気がする。
しかもその幅が結構広い(笑)
ヘタレから可愛い女の子から格好良いまで何でもござれ。
でも一つにキャラクターにあまり固執しすぎないのも彼女のいいとこ。
私も一つの作品にぞっこんになったりしない傾向があって
幅広く色んな自分の好きと思えるものに自分をひたす方針なんです。
だから一筋すぎる人たちが怖いのかもしれない。
だから好みっていうのはあるけれど好みがかなり幅広い。
彼女も好みがはば広いし、好みが似ているもんだから彼女のすすめてくるものは結構好きです。
それがジャンルバラバラだったり国籍バラバラだったりしても
ただ単にそれを「いいもの」として見ているだけで
「フランス映画」「アニメ」というカテゴリー分けしてないってのも好き。

後話は飛ぶけれど私たちは課題を提出する時に
皆の前に立ってちょっとしたプレゼンをするのです。
作品のストーリーとか技法とか関係していればなんでもいいんですけど。
でも人によってはこのプレゼンの時に長く喋り過ぎ。
作品のバックストーリーとかある程度気になるけれど
ディテールの説明が長過ぎるのも困り者。
私は逆にクラス内でプレゼン時間最短のトップを争うぐらい短いです。
簡単なセットアップだけして後は見ている人に任せます。
私の考えとしては絵自体がコミュニケーションの手段だと思うから。
作者が絵についていって、どの視聴者にも説明ができるわけじゃないのです。
だから作者自身の代理みたいな存在が絵だと思ってます。
だからそれで絵を見る人があるディテールがわからなかったらそれは
私の技量不足という事になります。そのために精進せねば。
私としてはなんか絵の大体のストーリーが皆に伝わればいいのです。
そしてある少数だけがディテールとかに気付いてくれればいい。

とかこんな長々と最近の悩み?っていうか考えを
書いたけれどまとまりのない文章になってしまった。
自分の文章力の無さに泣けてきた。
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Comments

無題

Posted by 風姫  2009/11/10(Tue) 09:38:17 EDIT

カナダ人のくだりはわかるわー。
確かにこっちは色々極端だよね。
さわり程度か入れ込みすぎるかっていう差が激しい。

そして作品のストーリーは、説明されるより想像するものか、あるいは自分で気づくべきものだと思う。
全部教えられちゃったら面白みが減るような気がする。

とか、絵心というものを全く持ち合わせない私が偉そうな事言ってすみません。

頑張れ美大生!!

Re:無題

from MASTER 2009/12/08(Tue) 08:24:10

返信遅くなってごめーん!
でも、わかってくれるて嬉しいですv
共感ありがとうです。本当極端だよね!

そうなの!気付いてもらえなかったらもらえなかったでそれは
自分の技量不足とかだろうからあまり説明するのは好きくない。

絵心無くても想像とか鑑賞とかはできるからバンバン言っていいと思うよ!
頑張ります!今期の〆切ラッシュを!

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